ドライヤーを使う時にはしてはいけないことがあります。
ドライヤーを使う時にしてはいけないこと
- 手で髪を揺らしながら乾かしたり髪の近くで風を当てる、
- 頭皮に直接風を当てない、
- 後頭部から上へ乾かす、
- 温風だけを使って冷風で乾かさない、
- 同じ箇所に長時間風を当てる、
こういった乾かし方をしてしまうとドライヤーをかける度に髪にダメージがたまってしまいます。
ドライヤーで髪を乾かす時に心掛けることは、熱で乾かすそうとするのではなく、風の力で乾かそうとすることです。
そんなドライヤーの正しい使い方はまず髪をかき分け頭皮を出してしっかりと乾かすことです。
この時濡れた髪を揺らすと髪同士がこすれあい、その摩擦で髪が傷ついてしまうのでドライヤーだけを動かすようにしましょう。
頭皮がしっかり乾いたら、次に髪を乾かします。
ドライヤーと髪の間は20cm以上あけ、手でとかしながら上から下へと風を当て8割ぐらい乾かし、最後に髪全体に冷風を当てます。
その後天然毛のブラシでとかせばまとまりやすい髪になります。
ヘアオイルやヘアローションといったアウトバストリートメントを使うのがおすすめ
毛穴が詰まっていない頭皮であれば、ブラッシングをしただけでも頭皮の皮脂が髪にいきわたりツヤが出ますが、多くの場合は毛穴が詰まっている状態なので皮脂が髪に行き届かず乾燥してしまい、その結果髪のつやが無くなってしまいます。
髪にツヤを取り戻すためには乾いた髪に使うヘアオイルやヘアローションといったアウトバストリートメントを使うのがおすすめです。
アウトバストリートメントには髪のうねりや広がりを抑える、ボリュームを出させる、ツヤを出すといった効果によって種類が異なるので、自分の目的にあったものを選びましょう。
使い方はクリームなどの手に取るタイプであれば、まずムラなくきれいにつけられるように手のひらに取って指の間になじませます。
そして手ぐしで髪にトリートメントをなじませます。
この時傷付きやすい毛先を中心にやればまとまりやすい髪になります。
自然乾燥は、髪のうねりや雑菌の繁殖の原因に
ドライヤーで髪に熱を与えて乾かすと髪が弱くなってしまうから、髪は自然乾燥させた方が良いと思っている方がいると思いますが、これは大きな間違いです。
ドライヤーで長時間髪に熱風を当て続けるのは確かに良くありません。かと言って濡れたままの髪を自然乾燥させるのも良くありません。
特に日本は温暖湿潤な気候であるので髪が密着していて水分が蒸発しにくい頭皮は雑菌の温床となってしまいます。
髪が短くて髪の乾燥が早い人ならともかく髪が長くて髪が乾きにくい人は自然乾燥をせずにドライヤーで素早く乾かしましょう。
ドライヤーをかける時間をなるべく短くするためには、ブローをする前にはタオルである程度髪の水分を拭いましょう。
その際にはゴシゴシ洗うのではなく、髪全体をタオルで覆ってマッサージをするように頭皮をほぐしながら髪の水分をぬぐい取りましょう。
ドライヤーの熱風によるダメージを軽減させるためにはアウトバストリートメントを毛先中心につけるのがおすすめです。
ドライヤ―での髪の乾かし方
髪の毛をドライヤーで乾かすときに根元・前髪・サイド・後ろ髪の順に乾かすのが効率的です。
髪の根元が乾いていないと髪が綺麗にまとまらないので、最初にしっかりと乾かします。
前髪を乾かす前に後ろ髪を乾かしてしまうと前髪にクセがついてしまい、やり直すことになることがあります。
なので後ろ髪よりも髪の密度が低い前髪やサイドを先に乾かしたほうが手間がかからずにすぐに乾きます。
それから後ろ髪を乾かせば髪の形が整いやすくスタイリングもばっちり決まります。
ロングヘアーの人は、根本より毛先を先乾かす方が効率的
なお、髪が長い人の場合は根元よりも先に毛先を乾かした方が良いです。
毛先が濡れている状態で根元を乾かしていてもなかなか乾かず、その分時間がかかってしまいます。
なので毛先をさっと乾かしてから根元を乾かしたほうが効率的に髪を乾かせます。
髪が多くてなかなか乾かない人であれば、ドライヤーで髪を乾かすときに毛先を乾いたタオルで包んで乾かせばすぐに乾きます。